先生「78に6をかけると400をこえるよね。」
生徒A「へ?」
生徒B「こえますね。」
生徒C「え~と、はちろくしじゅうはちで、しちろくしじゅうにやから・・・」
78×6は78が6こでいくらかということですが、70と8が6こずつあると考えられます。筆算では8×6から計算しますが、70×6から計算している子はすぐに400をこえることがわかります(およその大きさがすぐにわかる)。3年生の計算では、398÷78など2けたの数でわるわり算を教えると、速くできる子とそうでない子で大きな差がでます。これはかけ算の段階で差があるのです。
[対策]
78×6や78×5など、2けた×1けたのかけ算を習ったら、筆算だけではなく、十の位からかけて暗算でできるようにきたえておきましょう。