先生 「18×35の答えは、9×70の答えと同じになるよね。」
生徒A 「へ? そうなんや。」
生徒B 「たしかに、同じになりますね。」
生徒C 「わざわざそんなことせんでも、ひっ算でしたらええやん。」
生徒D 「ちょっと待って。計算してみる・・・ホンマや!」
知らなかったことを聞いたときの反応が、生徒A・C・Dでまったく違います。生徒Aは自分で確かめる気がないので身に付かないでしょう。生徒Cも比較をしないので伸びがありません。それに対して生徒Dはレベルアップする可能性が高い。自分で試してみてその「ありがたみ」を感じれば使うようになります。生徒Bのようにすでに「あたりまえ」になっていれば、いろんな場面で使うかどうかという次のステップに進めますね。
[対策]
「2数のかけ算は、一方を2倍してもう一方を2でわってからかければ同じ答えになる」なんて暗記することではありません。
6×4=24と3×8=24が同じ答えになるように九九を覚えていれば試せることです。
じゃあ「一方を3倍してもう一方を3でわってからかけても同じ答えになる」のですか?
それも試せばわかることです。